本日のエッセイは、2026.06.20付朝日新聞記事より題材を得る。
さっそく、当該朝日新聞内記事「デジタル教科書 課題は多い 準備入念に」と題する記事から、以下に一部を引用しよう。
デジタル教科書を正式な教科書と位置付ける開成学校教育法などが成立した。 2030年以降、小中高と順次導入が進む予定だ。
教科書に音声や動画、アニメなどデジタルならではのコンテンツを組み込み、学習効果を高める。 そんな政策目的自体は望ましいが、実現に向けては多くの課題が積み残されている。
今回の法改で教科書は、紙のみ、デジタルのみ、紙とデジタルのハイブリッド の3タイプとなり、ハイブリッドが主流になる見通しだ。 デジタル部分も含めて正式な教科書となり、小中学校では無料配布される。 デジタルのみの教科書について、文科省は、小4までの全教科で認めない方針を示している。
現行のデジタル教科書には、音声読み上げや、背景色変更、ルビ振りなどの機能があり、文字を読むことなどが苦手な子など、学習面で困難を抱える児童生徒を支えて来た。 (中略)
国が25年に実施した調査では、インターネットの平日の平均的利用時間は10歳以上の小学生で3時間54分、中学生で5時間54分、デジタル教科書は、既に子ども達が「画面」に釘付けになっているなかで導入が進む。
(中略)
さらに文科省は、学習用端末の使用が脳の発達に与える影響も今後調査するという。 (デジタル教科書を生かせるかは、現場の先生次第だ。 安易なデジタル依存が広まることには懸念もある.デジタルと紙、それぞれの強みを先生達が身に付ける環境を整えるのは、国や教委の責任だ。
ただ、現状では教員志望の学生がデジタル教科書に触れる機会が不足しているという。 在学中から使用に慣れ、長所も短所も十分わきまえた上で教育現場に入っていけるよう、国も関与を急ぐ必要がある。
(以上、朝日新聞記事より一部を引用したもの。)
原左都子の私事に入ろう。
この私、医学業務経験に加え、高校教諭経験もある事実を既に幾度も公開しているが。
その高校教諭時代に、「ワープロ」の授業をもたせてもらった経験がある。 (ワープロが世に出て、未だ浅い年月の時代の話だが。)
我が専門は 本来「医学」であるにもかかわらず。 その医学業務追行に際し「英文タイピング」の必要性が生じて、その資格を主体的に取得したが故だ。 (20代に「英文タイピスト検定2級」に合格、取得しています。)
その経験が活きて、高校現場での「ワープロ」の授業を持つことになったのだ。
それを取得している身にして、とにかくタイピングとは「ブラインドタッチ」(ディスプレイ画面のみ見て、キーボードの文字配列は決して見ない)訓練がかかせないのだが。
これを、高校の「ワープロ」の授業内にマスターできる生徒は残念ながら皆無だった記憶がある。……
まあそれでも、曲がりなりにも1年間キーボードタイピングの経験を積ませただけでも、後のキーボートタイピングが必要は際には、何らかの役に立っただろうか?!??
話題を、表題の「デジタル教科書」に戻そう。
この原左都子自身が、「デジタル教科書」で学習をした経験が一度も無い立場だ!
そんな身にして 今更ながら授業を「デジタル教科書」でなど、受けたくも無い感覚だが…
上記情報源によれば。
現状では、教員志望の学生が「デジタル教科書」に触れる機会が不足しているとも書かれている。
そんな貧弱な環境の状況下で、何も慌てて「デジタル教科書への全面移行」を国は急がずとて。
児童生徒個々がそれぞれが好む学習方式を、選択可能とする観点を忘れずに。
児童生徒の多様性を尊重する方針に立ち戻り、授業運営を成してはいかがか?!?!?
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