原左都子エッセイ集

時事等の社会問題等を取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

再掲載 「サンバクラブリーゼンシー」

4456hs

 実は、本日はまったく別カテゴリーエッセイを綴る予定でいた。

 ところが昼過ぎ頃から若干の体調不良と共に、気持ちの持ちようも動揺し始めた。

 そこでガラリと趣向を変えて、原左都子“得意の”(??) 恋愛カテゴリーバックナンバーを再掲載してお茶を濁そう。

 

 それでは、2007.11.18バックナンバー「サンバクラブリーゼンシー」を、頂いたコメントも含めてお楽しみ下さい。

 

 ウィークエンドのこんな夜は、いつもとちょっと趣向を変えて、心ときめいた青春の一ページでも綴ってみましょう。

 ひと昔前の話になるが、新宿西口超高層ビルの一角にある外資系Hホテルの別館に、「サンバクラブリーゼンシー」というディスコがあった。 ここはディスコとはいっても顧客の年齢層が若過ぎず比較的落ち着いた雰囲気が特徴で、当時、一部のアダルト層にはひとつの隠れた人気スポットだった。

 その日、ボクは会社の社員表彰式がHホテルであった流れの2次会のため、表彰式に出席した仲間数人とこの「サンバクラブリーゼンシー」に繰り出していた。
 仲間と盛り上がっていると、隣の席に女の子二人連れが案内されてきた。 黒い服を着た方の女の子のノースリーブのすらりと伸びた繊細な腕が、一瞬にして僕の目に焼きついた。 年齢的にもちょうど狙い目なのだが、向こうは二人連れ、こちらは数人、人数が合わない。 迷ったが、別グループの男連中に先を越されてもしゃくだし、ボクはグループのリーダー格でもあったので、思い切って早速声をかけた。 ふたりは快く応じてくれ、いっしょに飲むことになった。
 そのうち、運がいいことにボクの仲間のうち若い連中が先に帰ることになり、うまいぐあいに2対2になった。 女の子たちの酔いも回り始め、さらに盛り上がる。 ボクはどうしても黒い服の彼女の細い腕が気になる。 どうにかして触れたい。 だんだん後のことはどうでもよくなり、頭の中はその下心だけになっていく。 彼女の腕に触れる妙案はないものかと思いをめぐらせているうち、ウィスキーの水割りを作る氷を利用する方法を考え付いた。 氷の冷たさを利用して一瞬にして腕を握ろうとたくらんだのだ。 これが思った以上の大成功でボクは彼女の腕を握ることができた。

 という訳で、ボクの「サンバクラブリーゼンシー」の思い出は“彼女の細い腕”と“氷”なのである。

 その後、二人はどうなったかって?  それは、 ひ・み・つ… 

 
 
出逢い (inaka)
2007-11-19 09:46:38
いつ どこで だれとだれが
どんな出逢いをするか 
どういうめぐり逢いをするか
それが大事なんだなあ

絶対の人との出逢い
その人の前にでると
絶対にうそが言えない
そういう人を持つといい

・・・とつづき

一生に一人でいい
そういう人を持つといい

で終わります
 
inakaさんへ (原左都子)
2007-11-19 10:07:40
inakaさん、素敵なコメントをありがとうございます。
相田みつを、私も是非読みます。
人との出逢いって、いつも劇的で奇跡的です。
今回私が綴った青春の一ページは、“腕”から入った出逢いです。 若かりし時代の忘れられない思い出です。 ひとつひとつの出逢いをいつまでも大切に心の中で暖めていたいと思います。
 
さとちゃん! (バン吉)
2007-12-03 20:46:13
サンバクラブも懐かしいんだけど、六本木のスクウェアビルのちょっと向こうのお店も懐かしいよね。
今は、ああいうお店がまったくないね。 古き良き時代だよね。 
バン吉さんへ (原左都子)
2007-12-03 21:05:31
バン吉さん、また来てくれてありがとう!
私はもうここ20年以上、六本木で飲んだことはないよ。スクエアビルなんてまだあるのかね?向こうのお店ってSでしょ。あそこはもう20年前に既につぶれてたよ。でも、確かに懐かしいね。今はどこへいってもチェーン店が多くて同じような店ばっかりだもんね。昔の六本木らしさなんてないね。
新宿だってそうだし…。なんで、どこもかしこも個性のないこんなにつまらない時代になったんだろうね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 この恋愛物語の舞台が、西新宿ヒルトンだったか、センチュリーハイアットだったか、頭が混乱していたのだが、本文を読んで“ヒルトン別館”だった事を鮮明に思い起こした。
 “腕から入った出逢い”。 素敵でしょ!
 実際私は自分で言うのも何だが、生まれ持って“腕の骨格ライン”が美しかった記憶がある。(脚のラインも!??) いえ、今でもそこそこ美しい(??)のだが、どうしても加齢と共に鮮度が落ちるしね…。
 もっと図々しく書かせてもらうならば、この恋愛以外にも私の「腕」に惚れた男がいた。 こちらは美術家氏だったがその「腕」の惚れ様が半端でなく、後々未練タラタラ追いかけられたのに困惑したものだ。 
 コメント欄に話題を移すと。
 
 inakaさんとは、我が「原左都子エッセイ集」トップバッターとして読者登録を頂戴した方だ。 このエッセイが2007.11公開との事は、それ以前よりに読者登録いただいていた計算となる。 そんなに早期からファンになって下さっていたとは、頭が下がる思いだ。    このinakaさん、あれから12年経過した今尚1日も欠かさず我がブログに訪問頂いている。(inakaさん、こんな所で引き合いに出させて頂きましたが、ご迷惑でしたらお詫び申し上げます。)
 片や、バン吉さんに関してだが。 この方は、我が独身時代中盤期頃の知り合いの人物だ。(今現在、連絡がほぼ途切れた状態だが…) 私が20代より70年代ディスコを愛好していた事を十分にご存知で、よくディスコ談義をさせていただいたものだ。 スクエアビルのちょっと向こうのお店「S」とは、サパークラブ「最後の20セント」なのだが、もしかしたら当時六本木通で行かれた方もおられるかもしれない…
(台風19号豪雨大被害の中、不謹慎とも言えるエッセイにて大変失礼致しました。)